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三回忌

仏の世界では死後丸二年を経過し三年目に差し掛かるタイミングを三回忌というらしい。

三回忌法要やるぞと兄貴から連絡があり親父が亡くなってもう三年も経つのかと一瞬驚いたが二年が経過したということだった。

GW後半の初日、県北の親父のお墓に皆が集合し、お寺で坊主のありがたいお話を聞いた。

三回忌というタイミングは死後二年経過し、もうそろそろ悲しみを忘れ、それぞれが新たな一歩を踏み出そう、そういうタイミングなのだとか。

先日採れた筍を自分の実家に届けてほしいと親に頼まれ実家を訪れた際、何気にアルバムをペラペラめくっていて見つけた1枚の写真。

Img_2360自分の中の親父はまさしくこれだ。思わず目に留まった。

教習所の指導員をしていた親父はいつも6:30にはこのグレーのジャケット(作業着)に紺色のネクタイをしめ冬はストーブの火でタバコをふかし出勤準備していた。

隣に写る自分は恐らく中学生か、バックに写る瀬戸大橋はまだ建設中だ。

もちろん今の自分と息子という関係がオーバーラップする。

働き盛りの親父と息子、このとき親父はどんなことを考えていたのか、今の自分が息子に抱く感情とイコールなのか。

親父が自分にしてくれたことを息子に出来ているか、息子はやがて自分の息子へとその思いを伝えていくか・・・

親父の死はこうしてときどきではあるが近い親戚を集め互いの近況報告やら、改めて生前の親父について語り合う場を提供しており消して悲しいことだけではなかった。

人は困ったとき、苦しいときに墓に手を合わせ見えない力を信じてみたり・・・

先祖から受け継いだものを後世へと伝えていく つながっているのである。

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